2016年6月17日金曜日

◆基本編◆ルーを使わないスパイスカレーの作り方

最近またハマっているカレー作り。
インドカレーは今回紹介したレシピを基本として、様々なスパイスを+αしていくことにより、
様々な味に発展していく。例えばインドも南か北かで使うスパイスも味も全然違う。
地域別のカレーの作り方も、また紹介していきたいと思います。


カレー材料(4人分)


・鶏肉・・・・・600g
・玉葱・・・・・大1個
・ほうれん草
(お好みで。なくても可。お野菜入れたい方はお好みのをどうぞ)
・ホールトマト・・・200g
(夏の場合、生の完熟トマトの方が○。ただし旬の季節以外はホールトマトの方が美味しい)
・油・・・大さじ4(植物性の物)
プレーンヨーグルト・・・50ml


・生姜・・・小2
・ニンニク・・・小2
・コリアンダー・・・大1
・ターメリック・・・小1
・カイエンペッパー・・・小1
・ガラムマサラ・・・小1/2
(なくても可。入れると辛くなります)

・蜂蜜・・・少々(なくても可・口に入れた瞬間の甘味がでます。お好みで)
・梅酒・・・少々(なくても可・酸味が出ます。お好みで)
・塩・・・少々

・水・・・400ml


バターライス材料

・お米2合
・ターメリック・・・小1
・バター・・・20g
・ブイヨン(もしくはコンソメ)・・・固形1/4
・クミン(お好みで)
・ミント(お好みで)



カレーの作り方



1.大き目に切った鶏肉にプレーンヨーグルトを絡ませ、半日程置いておく


2.生姜・ニンニク各小さじ2を擦りおろし、お水50mlで溶いておく。



・玉葱をみじん切りにし、フライパンで炒める。油の量は、大匙4と多めに入れる。
(油が多い方が絶対美味しく出来る。インドではもっと入れるらしい)
油は植物性のものを使う。





最初の5分は触らずそのまま加熱し、水分を飛ばす。水分が飛び色が変わってきたら、ヘラでかきまぜるように炒める。


このくらいの黒~茶色になり、ペースト状になるまでひたすら炒める。 この色になっても焦げていないので大丈夫。




3、2の水溶きガーリック&生姜、そしてトマトを投入。



水分が飛び、このようにヘラでかき分けても戻らないくらいの粘性になるまで炒める。




 4、スパイスを入れる。一種類ずつ入れてかき混ぜる。その後、塩小さじ1/2を入れる。





5、1の鶏肉をヨーグルトごと入る。



6、ほうれん草を軽く塩ゆでし、粗熱が取れてからフードプロセッサー でペースト状にする。
その後投入。


7、水400mlを入れる。



8、最低30分~、ひたすら煮込む。(焦がさないよう注意!)水分は、その都度チェックし、少しずつ必要なら足していく。
隠し味の蜂蜜、梅酒を入れ、味見。必要なら塩を少量足す。



バターライスの作り方

材料を炊飯器に入れ普通に炊く。
器によそい、お好みでミントとクミンを散らす。





完成!お好みで千切りした生姜、パクチーみじん切りなんかも乗せても美味しい
(僕は今回はパクチーは仕上げ直前にみじん切りにしてルーに混ぜました)

2016年5月17日火曜日

人参と玄米の薬膳風ポタージュ

風邪や疲労はもちろん、胃にも優しい人参と玄米のポタージュ。さらに眼下疲労にも効果ありのレシピ。ハーブを入れて、ヨーロッパ風にアレンジしています。




材料(ポタージュ)

・人参             1本 
・新玉ねぎ          1/2個
・玄米(生)          大さじ1と1/2
・水                  200cc
・豆乳             100cc
・ブイヨン(又はコンソメ)  1個
・塩・コショウ          少々
・バター            適量
・オリーブオイル       適量


材料(盛り付け)
・お好みの季節の野菜・お肉など
・ローズマリー   少々



作り方

①人参・玉ねぎを薄くスライスし、玄米と一緒にお鍋でバター・オリーブオイルと共にしんなりするまでじっくりと炒める。(玄米を焦がさないように低温で)
②水とブイヨンを入れ、玄米が指で潰せる柔らかさになるまで弱火で蓋をして煮込む。(20分~)
③粗熱が取れたら、ブレンダーなどでなめらかにする。
④鍋に移し豆乳を入れ加熱。塩コショウで味を整える。
⑤お好みの野菜、お肉などを軽くソテーする。ハーブと共に盛り付けて完成。






ロティ・ド・ポーク

ロティはフランスの伝統的な家庭料理です。
豚肉は身体にとって冷えも温めもしない食材ですので、この春の時期にはぴったり。血を補う作用もあり、風邪の後の空咳、便秘にも効果あります。




材料

・豚肉ロースブロック   500g
・ローズマリー        2本
・タイム             1本
・ニンニク          2かけ
・ブイヨン(又はコンソメ)   1個
・オリーブオイル       適量
・塩・コショウ         適量
・お好きな野菜        適量
(写真は玉ねぎ2個・人参1個・ナス半個・アスパラ4本使用)



作り方

①オーブンを180度に設定

②豚ロースブロックに塩コショウを擦り込み、タコ糸を巻く

③ナイフで豚肉に切り込みを全体にまんべんなく入れ、そこに薄くスライスしたニンニクとハーブを入れ込む。

④耐熱皿入れ、お好きな野菜を大きめに切り入れ、塩コショウをふる。
2cmくらいの水、砕いたブイヨンを入れる。

⑤オリーブオイルを全体にたっぷりかける。余ったハーブを乗せる。

⑥様子を見ながら90分~程オーブンで焼き、お肉をカットして完成



お肉はとってもジューシーで柔らかくなります。野菜は大き目にカットすると、外はパリッと、中はじゅわ~っとして美味しい!


2016年1月28日木曜日

韓国風・鯖とキムチのスープ


韓国女性はサバの水煮缶を活用して、手軽においしいスープを作ります。
繊維質の豊富なきのこと、保温効果の高い大根やかぼちゃなどの根菜もたっぷりと。
ネギで冷え性対策・風邪対策はもちろん、ヘルシーなのでダイエットにも最適なスープです。
簡単に作れるので、是非お試しください。



かなり辛いので、苦手な方は唐辛子・豆板醤を少なくしてください

材料
さば水煮(缶詰)1 缶
水・・・800cc
ブイヨン(又はコンソメ)1つ
白菜キムチ・・・80 g
長ねぎ・・・1本
にら・・・1 束
えのき・・・1/2 パック
しめじ・・・1 /2パック
大根・・・100 g
かぼちゃ・・・100 g
味噌・・・80 g(合わせor赤)
豆板醤・・・大さじ1~(大さじ1以上入れるとかなり本場に近い激辛になるので、お好みで量を調節してください。辛い物が苦手な方はなしでも可。)
唐辛子・・・お好み量
にんにく(みじん切り)ひとかけ
ごま油・・・適量

作り方
①きのこは食べやすい大きさに切り、大根は皮をむいて厚さ1cmのいちょう切りに、かぼちゃは3cm大に切り分ける。

②鍋にごま油を入れにんにく・豆板醤・ネギのみじん切り少々を弱火からじっくり炒め、香りが出たところで唐辛子を加えて軽く炒める。

③水、ブイヨン(コンソメ)、大根を入れて、大根に火が通るまで煮る。

④ ③の鍋に味噌を加え少し濃い目に味つけして、キムチ、残りの長ねぎ、ニラ・かぼちゃ、きのこ、さばの缶詰を汁ごと入れ、煮立ったら盛り付けて飾りでネギを少量散らす。



2016年1月20日水曜日

本場の四川鉄鍋麻婆豆腐



以前は、風邪をひきやすく体調も崩しやすい体質だったのですが、薬膳はもちろん、身体を冷やさない工夫を年間を通して行うことで、思えば去年一年、一度も風邪はもちろん体調を崩すことなく健康で元気に過ごすことができました。
食事のほかにも、葛根湯を毎日白湯で飲んだり、寝るときの冷え取りをしたり(自分は絹→綿の順番でレギンス3枚、靴下5枚履きます)冬はとくに気をつけて、身体の体温を上げるのを意識したほうがいいでしょう。
食べ物で言うと香辛料を使った辛い物は体温をグッと上昇させ、食後もポカポカの状態が続くのでオススメです。



材料

・油
・胡麻油
・紹興酒
・醤油・・・大さじ1
・お湯・・・200ml
・ブラックペッパー・・・適量


材料
・挽肉・・・150g
・豆腐・・・一丁
・ネギ・・・お好み量
・ニラ・・・お好み量
・片栗粉・・・大さじ1


タレ
・豆板醤・・・大さじ1
・甜麺醤・・・大さじ1
・コリアンダーシード・・・ひとつまみ
・花椒(ホール)・・・ひとつまみ
・花椒(粉末)・・・お好み量
・豆鼓・・・ひとつまみ
・ニンニク・・・1片
・生姜・・・適量


①豆腐を一口サイズに切り、200mlのお湯に浸しておく

②コリアンダーシールドと花椒をすり鉢で潰す。ニンニクと生姜は擦りおろす。ニラを切る。これらをタレの材料と一緒に全て混ぜておく。

③フライパンに多めの油を入れ、挽肉を炒める。火が通ったら一度皿に取り出す。

④胡麻油をひき、弱火で②を香りが変わるまで炒める。

⑤香りが変わったら、挽肉をフライパンに戻し、醤油・紹興酒を入れ強火で炒める。

⑥豆腐を浸しておいて風味の出ているお湯のみを入れ、煮立てたら味見。ブラックペッパー、醤油で好みの味に微調節する。

⑦豆腐を入れ、豆腐にしっかりタレが絡むように優しく混ぜる。蓋をし、弱火で15分煮込む。

⑧煮立って水分量が少し減ったら、片栗粉を入れ、好みのとろみをつける。鉄鍋に移し、強火でグツグツ加熱する。仕上げにネギ、粉末の花椒、ブラックペッパーをお好みでふりかけて完成。




2015年12月12日土曜日

薬膳鍋の作り方(火鍋風)

冷えは万病の元です。寒い冬は、スパイスの力で身も心も温まってみてはいかがでしょうか。冷えはもちろん、むくみや肩凝りにも効果があります。
インドのアーユルヴェーダでも中国の薬膳料理でもそうですが、スパイスは単体では効果が現れません。
複数組み合わせることで、初めて薬としてその効果が現れてきます。
今回使用しているスパイスは全て冷えを改善する物ばかりなので、食べれば身体の芯からポカポカ。高い薬効が期待できます。材料少し多めですが、作り方は凄く簡単です。


スープの材料
(辛めのレシピですので、苦手な方は豆板醤・唐辛子の量を調節してください)
ニンニク・・・2かけ
生姜・・・1かけ
ネギ・・・1/3本
ごま油・・・大さじ2
豆板醤・・・大さじ1
コリアンダー・・・小さじ1
花椒・・・小さじ1
水・・・800cc(椎茸をつける)
クコの実・・・お好み量


八角・・・3個
唐辛子・・・5本
シナモン・・・2本
ナツメ・・・3個

タレの材料(混ぜ合わせておく)
中華スープの元・・・大さじ1
しょうゆ・・・大さじ3
オイスターソース・・・大さじ2
黒酢・・・大さじ2
白ごま(すり潰しておく)・・・大さじ1



作り方


①干ししいたけを4枚ほど、水800ccにつけておきます。(出汁をスープとして使います)


②フライパンでゴマ油を熱し、ニンニク、ショウガ、ネギを、豆板醤と一緒に香りが出るまで炒めます。



③香りが出てきたら、コリアンダー、花椒を加えてさらに香りが変わるまで炒めます。



③②を土鍋に移す。(フライパンの油にもスパイスが出てるので、出汁でフライパンをこそげて全て鍋に入れる)
①の椎茸の戻し汁、紹興酒1カップ、八角、唐辛子、シナモン、ナツメを加えて沸騰させる。
その後、タレの材料を混ぜ合わて全て入れる。




お鍋のスープの完成です。





好みの具を入れて、さらに煮込んで、クコの実を散らせて完成です。
辛くてスパイスの効いたスープなので、セロリ、春菊など香りが強い野菜と合わせると美味しい気がします。
〆は中華麺で、ラーメンがオススメです。



2015年12月8日火曜日

鯛とネギの蒸し物


自分自身とても冷え性で風邪も引きやすい体質だったのですが、ちょうど1年前から薬膳の勉強と料理をはじめ、資格も取得し、冷え取り(靴下4枚以上重ね履き)などを実践している結果、この1年は一度も風邪はもちろん体調を崩すこともなく毎日健康に過ごせました。(結構、自分の歴史の中では驚異的なことです!)
今年の冬も、身体を冷やさないように身体の内側から温める食事を作っていきたいと思います。
病気、身体の不調の殆どの原因は、冷えからきていると言っても過言ではありません。冷えを解消することができたら、西洋医学の薬に頼らなくても、強い身体は作れますし、病気にもなりにくくなります。

ですので、冬の間の投稿は基本的に「身体を温める」レシピを掲載していきたいと思います。忙しいので気まぐれの投稿になるとは思いますが、引き続きよろしくお願いします。

身体を温める代表食材、風邪予防といえば、ネギです。以前の投稿にも書きましたが、実は生姜などよりも身体を温める効果は高く、僕は年中常備していて、特に冬の間は毎日必ず料理に入れ食べるようにしています。
あとは、「辛味」。黒酢も身体にとてもいいです。
今回使った鯛は、お魚の中でも油が少なくとてもヘルシーなので、ダイエット中の方にもおススメです。